恨みたくない。憎みたくない。
怒っても爆発できない。怒りを腹に収めるだけ。だから怒りたくも無い。
だから全部、何もかも。
嫌な事も悲しい事も辛い事も苦しい事も、『自分の所為だ』と思ってやり過ごしてきた。
そりゃあ、100パーセント向こうが悪い事もある。けどそれに嵌ったのは、引っ掛かったのは、騙されたのは、不注意だったのは全部自分の所為。
世界がどうだろうが、世の中がどうだろうが、他人がどうだろうが関係ない。
何も恨まず、全て自分の責任で世の中渡ろうとしたら、何故だかどうして、その方が気楽だった。
嫌な事もろもろあるけど、何が駄目だったかと思い返して二度とその轍を踏まないようにしたし、人の振り見て我が振りを何度も見直した。
お陰でそんじょそこらの人より、馬鹿ではないなと、自惚れるようになった。
良いも悪いも自分次第と言うけれど、気の持ちようとか言うけれど、それは実際には、
自分が納得出来るか出来ないかなんだ。
納得出来なきゃ、納得出来る様にすればいいのに、他人の所為にして何も学ばず何もせず。
自分が何も出来ない事を棚に上げて、人を責めるのは、実はそっちが疲れるし、何の実りも無く不毛なんだ。
だから嫌だ。
恨むのも憎むのも。